2009年05月28日

エコポイント

環境問題がなんとなく世の中で取り上げられ専門的な制度や身近なところから一人ひとりが意識して取り組んでいく時代のまっただなかにいます。
地域ではもう資源ごみの回収や商業的にはリサイクルショップなどとても当たり前になりました。
子供たちレベルでも地域でまた学校で環境問題に一生懸命とりくんでいます。
ここにきていよいよエコポイントがきまり、世の中の不景気を少しでも後押しして経済の活性化を進めるための導入でもあるのでしょうが、やはり環境にやさしい地球温暖化防止対策のひとつだと思っています。
我が家は世の中が地デジ地デジといってから数年・・まだ大丈夫と思っていたTVを今回引越しの機会に「えいっ」と頑張って!大きな画面の液晶テレビに変えました。
あたりまえですが、ちゃんとリサイクルをしてです。
某家電量販店ではリサイクル代金や持込の場合はそこから代金をまた差し引きすることを後で知りました。
そして購入したのが2月でした。最大36000ポイントが利用できるエコポイントをもらえることが決まったのは、5月からの購入分からとのことです。
あと3ヶ月まてばもう1つ省エネ家電でも買えたのに!とダブルでトホホでした。
政府は選挙のためか?なんだかとても中途半端な対策ばかりを次々に打ち立てて、本当に困っている世の中の人たちのこと考えているはずの対策なのに・・・困っている人たちは車なんてもっていない、家電の買い替えなんてできない、すくない年金でその日暮らすのがやっとの人たちなのに。
と思うのは私だけでしょうか?
もっともっと弱者を考えてほしいーと思います。
もちろん次世代のために地球規模で環境のことはちいさなことからコツコツと!としなくてはいけません。
私規模ですが、毎日せっせとゴミの分別をして、マイ箸を持ち歩き、エコバッグで買い物をしています。
洗濯好きの私ですが、この洗剤やすすぎの水が自然にやさしいものに変わらないかな?!と思いつつこの次こそエコ洗濯機に買い換えてポイントゲットだ!と思った次第です。
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2009年05月21日

旅の思い出

フランスに初めていったのが私が25歳のときでした。
それはそれはみるもの全てがカルチャーショックで、なんと日本とちがう国があったのだろう!と、とてもショックだったことをいまでも鮮明に覚えています。
毎年というわけにはいきませんが、チャンスを見つけてはパリにいっています。
フランスのあちこちを回るというよりもパリに滞在してゆっくりと時間を過ごすこと。
インテリアの歴史ではとても古い国の暮らしを、街を歩きながらのぞいたり・感じたりと至福のときを過ごします。
充分リフレッシュしてまた仕事への意欲がわきます。
私の引き出しの中をいっぱいにするために。
毎日時間をかけて石畳の街を歩きまわりますので、足はパンパンで痛いのですがなぜかいつもと違って元気で過ごせます。
美術館もいろいろといきましたが今だに全部見ることができていないところもあります。
オランジェリー美術館にいったとき、小さな子供たち ちょうど幼稚園の子供くらいでしたがとてもお行儀よく列を作って引率の先生からゆっくりと説明を聞きながら歩いていたシーンも私のショックの1つでした。
こんな小さな頃から歴史の塊のような絵画をあまりうるさくせず列を作ってみているのですから!フランス人はすごいなーと感心しました。
またショップではきにいった品物を見せてほしいとお願いしたらお店の人がそれは貴方に似合わないからだめ!と言ってもっと似合うほかのものをお店の奥から出してきました。
日本では考えられないけれどショップの店員は自分の仕事にプライドをもっているのでちゃんとアドバイス以上の意見をお客様にいうのだとあとで添乗員に聞き驚いたものです。
そんなカルチャーショックからもう数十年たちますが、いついってもパリは変わることなく迎えてくれます。
今は以前より少し歩くスピードが遅くなりましたがその分家々のドアのノブのデザインや窓の装飾、エントランスの作り方などインテリアにかかわっている私の引き出しの中身をいっぱいにしてくれます。
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2009年05月14日

暮らしの中の色彩

私達のまわりにはたくさんの色(色彩)があふれています。
よく色選びがにがてでねーとか、似合う色がわからないとか言われる人が多いのですが、この色彩をどう選ぶかで意外な結果がでてしまうというくらい影響があります。
たとえば洋服だとすると・・・似合う服は素敵にみえるし、その反対にあまり似合わないものを選んだりすると普段より老けて見えたり肌がくすんで元気がなくみえたりといろいろなマイナス面が表にでてきます。
ではどうしたら少しでも若く素敵な洋服選びをしたらよいか?
というと肌を美しくする色でコーディネートすればよいのです。
住宅も同じでプランニングをするにあたり、どの色をベースにするか?ポイントカラーをなににするかとあらかじめカラースキームといって、その家の色彩計画を決めておかないと出来上がりがバラバラになり、悲惨な結果を招くことになります。
住む人の好きな色や、家のエレメントの家具から1色を選びだしてその家の1色を決めます。
その色から全ての色が調和されているか?されていないかを考えながら床・壁・天井や住宅設備など家の中に入れ込むものを考えていきます。
一口で色といっても、みなさんいろいろ?で、同じ赤をみてもオレンジという人、茶色という人、小豆色・朱色・緋色など日本語的な表現と感じ方があり言葉だけで打ち合わせをしようものなら大変な結果になってしまいます。
赤という色の赤味のなかで深く色を分析すると同じ色でも、暖かみの赤と冷たい赤にたどりつきます。
そのどちらかが決まればあとはベースに暖かみの色か冷たい色の赤の仲間達を調和させていく、そしてその色達が互いに高めあい補い合ってとても心地よい調和が生まれます。
これを色彩のハーモニーとよびます。
色を大切にしてプランニングをすると高額の家でも、それなりの予算の家でも、とても居心地よく、心も体もリラックスして過ごせる事ができます。
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2009年05月07日

100歳時代

先日新聞の記事に『100歳時代を支え合おう』という記事がのっていました。
日本の高齢化社会においていろいろな法整備が進み、バリアフリーなどの環境整備はこの10年で画期的な変化をとげ、新幹線や電車の中など車いすの方がけっこう目立つようになりました。
たまに美術館や何かの催し物などにでかけると、きっと好きなのでしょうが、ゆっくりと観覧する姿はなぜかほっとします。
その記事のなかには 今の時代は高齢化社会の対策としてハード面ではいろいろと法律の改正や公共施設の整備でトイレや道路のスロープなどを作り良くなってきたが、ソフト面はまだまだの状態でその家族がおかれた環境などこれからの改善が必要と書いてありました。
住宅もまったくそのとうりです。家をたてるとき、今の家族の10年先・20年先を考えて作ると下地の段階で補強したり、あまり段差のないようにプランニングの中で要所要所に細かい思いやりが考慮できます。
その結果住む人にとって優しい住まいができます。
20年たってわざわざ壊して直すようなこともありません。
昔「人間はまた赤ちゃんにかえってからでないと死ねないんだよ。」と私の祖母が言っていた言葉が親の介護をする年代になったら思い出されるようになりました。
医療や介護の問題はまだまだ大変な現実です。
施設を利用したり在宅介護などたくさんの選択肢や行政の協力で、高齢化社会のなかで暮らしやすい世の中になってほしいとせつに思っています。
100歳時代とはよく言ったもので、確かに元気で明るく生活してる人もいる中、病院のお世話になったり家族に世話してもらったりの現実もあります。
高齢化社会の中の住宅のあり方として、いつまでも現役で毎日を無事暮らし、昔のように自分自身の家で終焉を迎えることがきっと人間として望んでいるささやかな願いなのかな?と我が父の背中を見ながら思うのですが、このむずかしい現状のなかで在宅介護が可能な住宅・1人暮らしでも安心・安全に過ごせる住宅を考えていかなくてはとまた課題がふえました。
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