2009年07月23日

暮らしを楽しむ

毎日暑い日が続きます。
家族の夏休みがはじまり、ご家庭の主婦の皆さんやお母さんは朝昼晩と食事の用意に大変な季節になりました。
静かになった私のまわりも振り返って、子育てのころはどうしていたのだろうか?と考えることがありますが、過ぎてしまうと、以前のほうが仕事をしながらの子育てでずっと忙しかったはずなのに・・子育てを卒業した今のほうが時間がないのはなぜ?と思ってしまいます。
不況のせいで、朝のワイドショーなどではよく経済問題が取り上げられ、賢い主婦の買い物特集?!的な番組が多くなっています。
毎日チラシをチェックしてムダな買い物をしないようなくふうなど、主婦の鏡のような人が話をしていました。その番組のなかでのことですが、その人は仕事を持っていてその家でお話を聞いて実際の冷蔵庫のなかもチェックしながら買い物リストを作って行くという人のコーナーでした。
これはとてもいい話なのですが、じつは話より家の中のほうが問題なのです。
部屋は書類なのか?新聞なのか仕事の資料なのか通路以外隙間なくものが置かれて、ダイニングテーブルのまわりは小さな家具から、なんだかわからないものまで、とにかくたくさんの物であふれていました。
ここで家族が食事したり、食後の団欒をしたりするのか・・と思いながらみていたのは私だけではなかったと思います。
三度の食事がつくれればいいキッチンがあればいいのかな?作った食事を並べる、そしてそれを食べるテーブルがあればいいのかな?トイレやお風呂にいく通路が確保されていればいいのかな?等など・・やりくりじょうずなお話はどこかに飛んでしまい、ここで本当に暮らしているのか?と悲しくなりました。
仕事柄でしょうか?もう少し生活にゆとりと潤いがあってほしかったと思います。
それは素敵なインテリア家具が並んでいることではなく、豪華な家電が置いてあることでもありません。
その家を見ただけで、食事を楽しむ風景やそこに住む人の暮らしがそのなかに見えてくるのです。
posted by I.Cワークス at 00:00| Comment(0) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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