好きな音楽のジャンルはクラシック。
そのなかでも弦楽器のヴァイオリンの演奏曲が好きで、仕事上でいやなことがあったり、疲れてしまったな!と感じる時は車のなかもクラシックを聞きます。
そうすると体の中心からずんずん浄化されていくのを感じとれて、しばらく聞いていると とても清らかなこころと冴えた頭脳になってくるのがわかります。
子供が小さな頃は親の夢でヴァイオリンを習わせたりしましたが、いまではその娘はいまどきの若者のファンで親がやったこともない、「おっかけ」なるものにはまっています。
先日新潟出身で若手ヴァイオリニストが出演する「チャイコフスキーナイト」がサントリーホールで行われると聞いていたので、たまった疲れと心のリフレッシュを兼ねて、東京までいってきました。
演奏曲はもちろん有名なヴァイオリンとピアノのそれぞれの協奏曲でしたが、ひさしぶりのオーケストラはとても気持ちよく感じることができました。
何百年も前の楽器が命をもって自分を主張してその演奏家のテクニックと心に答えるのですから、とても圧巻です。
ひさしぶりにブラボーの嵐と大ホールでの生演奏が疲れたわたしの体を癒してくれたのはもちろんです。
せっかくこんないい演奏を聞いたのだから、おいしいワインを片手に話が弾めばもっとよかったのですが、最終新幹線に乗るため帰ってきました。
そこが東京にすんでいない、新潟という地方に住む定めですね。
そのヴァイオリニストは新潟出身なので、これからはもっとふるさと新潟で演奏会を開いてほしいと思いながらの新幹線でした。
たまたま縁がありその親子とも知り合いなので終了後楽屋を訪ねて、今回気づいた今まで見てきた、あのなにげないしぐさは親の遺伝子だったのだ!と。
やはり子供は親にしか似ないことをかんじながら、我が家の子供達は?とおもいかえすことはせっかくの夜なのでやめました。