もう道の両側は紅葉もさかりが終わって遅かったのですが、高い山のほうにいくとやはりきれいにもみじの色が赤や黄色とすてきなグラデーションの屏風絵のようでした。
寒くなる日々の1日とてもあたたかく、越後ではめずらしい青空のみえた1日。
山だけではもったいないと、高速で柳津の福満虚空蔵菩薩がまつってある円蔵寺にたちより久しぶりの参拝を。
境内はちょうど紅葉の最後で、もみじがいまにも散りそうなくらい赤く色を出して私達を出迎えてくれました。
参拝をして、この寺の守り神である牛の体をなでながら、どうかぼけませんように!と思わず頭をなでている自分にはっとしてしまいました。
以前きたときは、きっとこんなことをしなかったのだろうな!と思いながら、せっかくきたのだから足も丈夫でいられますように!と牛の足なでながら自分の足もなでて心の中でお願いをしてしまいました。
この虚空蔵菩薩は日本で三大菩薩の1つだそうです。
寺の建物は古い歴史の息つかいが今でも充分感じられるくらい重厚な造りです。天井の梁や屋根のデザイン、見晴台のつくりなどどれをとっても素晴らしい建物でした。
寅年と丑年の人の守り本尊が祭ってあるため、その干支の人たちが奉納した干支にまつわる絵などが飾ってありました。
お参りが終わり、その寺のまわりにあるみやげ物屋に。
ここの名物は粟まんじゅうだけですと自信をもっていうお土産やサンの言葉をきき、ではおいしい粟饅頭をお土産に!とお願いしてお店の人とお茶をいただきながらひととき地元の話をききながら、自家製のお漬け物もお茶のともにと盛りだくさんのティータイム。
帰りはちがうルートで帰ろうと、高速を津川から降りて昔よく走ったルート49号線を走り五十島から村松線を経由して、今ではちょっと観光地になってしまった慈光寺までの通りを走り、黄金の里とよばれている銀杏の里によりました。
その里は、沢山の銀杏の木が黄金色に染まって今年流行のゴールド1色でした。