2009年12月10日

NO.37 クリスマス

街はすっかりクリスマスデコレーションでとてもきれいです。
定番のクリスマスソングはまだあまり聞こえてきませんが、この季節とてもうきうきしてしまいます。
もう何年もクリスマスプレゼントは親しい友人からしかもらえていませんが、いくつになってもクリスマスとあの特有なグリーンとレッドの組み合わせのものを見たとたん「あっクリスマスだ!」と心のなかであせってしまいます。
仕事柄、SHOPのディスプレイなど楽しい仕事を沢山やりましたが、このごろの景気の悪さからかここ数年は皆さん自分でやられているようです。
先日もドコモSHOPの改装工事をやらせてもらいました。
そのときついでにお店のデコレーションもしましょうか?ときいたところ、スタッフみんなでやっていますとのことでした。
色彩を考えた改装工事でしたので、天井のスポットや展示ブースの微妙な位置のずれなどと、こだわりだしたらきりがなくなりスタッフと一緒にクリスマスツリーの飾り付けをお手伝いしました。
11月末に新機種がでそろい、年末商戦のためにもお店をきれいにするとのことでしたので、せっかくなのでベルの音がきこえてきそうなムード作りをしないとね!と言って、せっかくのお店のリニューアルなので頑張ってディススプレイもさせてもらいました。
その飾り付けを手伝いながらのことです。
新機種のことを聞き始めたら、なんといまどきの携帯はものすごい進化で、もう私などはついていけずどころの話ではありません。
画面をタッチしてパソコンのように使うと説明をうけましたが、赤外線通信が精一杯のところですといったら、係の人も苦笑しながらもっと簡単なものもありますといってもらいました。
いまどきの若者は携帯もプレゼントの選択にはいっていそうです。
年代を問わずにわくわくするクリスマスです。
クリスマスツリーを飾り、親しい人や大切な人に暖かい心のこもったプレゼントを!
もう何年もやったことのない我が主人にも今年はちょっと考えてみようかと。
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2009年12月03日

NO.36 師走

はやいものでもう師走です。
ずっと昔ですが、インテリアの講演会がありゲストで黒柳徹子さんのお話をきくことができました。
インテリアコーディネーターの草分けである人の専門の講演のあとのゲストで来られたと思います。
その黒柳徹子さんのお話の内容はいまでも鮮明におぼえています。
話しはいまでも変わらぬ早口の面白い話で細かい中身の内容よりも、自分の時間・自分のときの話で盛り上がりました。
私たちがインテリの勉強をし始めたばかりだったからなのか?
定かではありませんが、黒柳さん個人の思いとして、時間というものは自分の都合や感じ方なんて考えなしに、自分の生活におそいかかってきますのでみなさんも心して自分の時間を大切に毎日をすごすように。
まあ、おおまかにはこんな内容だったと思います。
仕事の講演で全国各地をまわるときの話で新幹線にのるため東京駅にいったとき 発車時刻がせまってきて全速力で東京駅をつっぱしった四十代の出来事が昨日のことのようだが、今の自分はもうできないといっていました。
タクシーを降りて数分で新幹線に乗るため東京駅の端から突っ走った武勇伝でした。
たしか黒柳さんは五十代後半だったように思います。
その話のなかで私たち講演をきく人たちにむかって話をされた言葉です。
十代、二十代は1日が楽しくて、楽しくてやっと終わります。
三十代は充実した1週間を過ごしておわりますから、1週間が早いようです。
四十代はいろいろとやることができて大変なことや降りかかる問題などもでてきて1ヶ月がなんにもしないうちに過ぎ去ったように感じます。
そして五十代はというと、1年が矢のように速くすぎさります。
と自分の今を例にあげながらいいました。今自分がその五十代になり、そしてもうすぐもう1つ上のステージにあがる年を深く考えるとあのとき1年が矢のようにすぎ去ってしまうという言葉が心にこたえる師走をむかえます。
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2009年11月26日

NO.35 ふるさとの色

毎年雪を待つこの時期になると、なんて重い空の色なんだろうと思ってしまいます。
灰色の空を見上げながら毎年のことなのに、新潟に暮らして何年もたちながらもおもってしまうわけです。
特別な意味はないのですが、灰色が私のなかではふるさとの色の一つになっています。
新潟の空は1年をとうしてだいたいが灰色で、青空なんて数か月でしょうか?
その季節にはいると、決まってしてしまうことがあります。
その日の気分で、たとえば洋服のなかの1色であったり、バッグだったりと自分の周りにピンクの色をよく使います。
色が与える心理的効果のなかのひとつで、ピンク色は気持ちを柔らかくしてくれ、そのうえ元気にしてくれる色なのです。
グレーのなかにピンクをいれることによって気もちも沈まず心地よく1日をスタートできますし、またその色をみているだけで元気が出てくる効果があるので、意識的についそのピンクを使ってしまうのです。
色彩調和といいますが、その色にマイナスの要素がある時違う色を1色使うことによって得られる心理的効果です。
この灰色は日本人の肌の色である黄色系とはあまりなじまないのですが、日本古来からの色の中ではとても深く暮らしのなかにかかわっています。
一般的に灰色といっても日本の色彩のなかの伝統色の表示ではとても奥深く、日本の着物などの染色に使う色は、利休ねずみや小町鼠などとても風流な呼び名やうすずみいろやさくらねずなどという表し方があり、一言灰色といってもとてもたくさんの色があります。
以前茶道を習っていたころ、指導をしてもらった先生たちとお茶会にいったときですが、お茶をたてている方の着物が銀色に輝く鼠色でした。
そうですね、日本古来の色彩色としての呼び名はきっと銀鼠色なのでしょう。
とても素敵な深い色だったのでいまでも覚えています。
そんな輝く灰色とはだいぶ違いがあり、重たくのしかかるような新潟の空の色ももちろん灰色の仲間にはいっています。
街路樹の葉がすっかり落ちてしまい、木々も身を軽くして厳しい冬を迎える準備をしています。目の中に入ってくる色彩のなかに灰色が多くなるこの季節になるとピンクが恋しくなります。
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2009年11月19日

NO.34 柳津の観音様

3年ぶりに時間をとって磐越道を走り、秋の紅葉をみてきました。
もう道の両側は紅葉もさかりが終わって遅かったのですが、高い山のほうにいくとやはりきれいにもみじの色が赤や黄色とすてきなグラデーションの屏風絵のようでした。
寒くなる日々の1日とてもあたたかく、越後ではめずらしい青空のみえた1日。
山だけではもったいないと、高速で柳津の福満虚空蔵菩薩がまつってある円蔵寺にたちより久しぶりの参拝を。
境内はちょうど紅葉の最後で、もみじがいまにも散りそうなくらい赤く色を出して私達を出迎えてくれました。
参拝をして、この寺の守り神である牛の体をなでながら、どうかぼけませんように!と思わず頭をなでている自分にはっとしてしまいました。
以前きたときは、きっとこんなことをしなかったのだろうな!と思いながら、せっかくきたのだから足も丈夫でいられますように!と牛の足なでながら自分の足もなでて心の中でお願いをしてしまいました。
この虚空蔵菩薩は日本で三大菩薩の1つだそうです。
寺の建物は古い歴史の息つかいが今でも充分感じられるくらい重厚な造りです。天井の梁や屋根のデザイン、見晴台のつくりなどどれをとっても素晴らしい建物でした。
寅年と丑年の人の守り本尊が祭ってあるため、その干支の人たちが奉納した干支にまつわる絵などが飾ってありました。
お参りが終わり、その寺のまわりにあるみやげ物屋に。
ここの名物は粟まんじゅうだけですと自信をもっていうお土産やサンの言葉をきき、ではおいしい粟饅頭をお土産に!とお願いしてお店の人とお茶をいただきながらひととき地元の話をききながら、自家製のお漬け物もお茶のともにと盛りだくさんのティータイム。
帰りはちがうルートで帰ろうと、高速を津川から降りて昔よく走ったルート49号線を走り五十島から村松線を経由して、今ではちょっと観光地になってしまった慈光寺までの通りを走り、黄金の里とよばれている銀杏の里によりました。
その里は、沢山の銀杏の木が黄金色に染まって今年流行のゴールド1色でした。
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2009年11月12日

NO.33 すまいのはなし

同じ学校をでたコーディネーター仲間とひさしぶりに話をしました。
久しぶりの挨拶の後は、今住宅業界は大変なのだ!と仕事の話でした。
会社からもいろいろと会議などでいわれて、そのうち仕事もなくなるかも?なんて悲しい話。
私たちのまわりにも住宅メーカーがたくさんありますが、この景気の悪さで新築物件を仕事としてとってくることはとても大変なのだそうです。
あるメーカーが今は不況だから建替え金額お安くしますよ!なんてどこかのやおやさんのような話ですが、そうやって仕事をとっている営業があるとのことでした。
すまいは安売りできるの?
私たちのような年代の人たちが終のすみかとして、けっしてたやすい金額でない予算を投じて命のいれものとしてのすまいをつくるのです。
だましやごまかしのない世の中になってほしいのだけれど、いつも被害者になるのは何も知らない消費者です。
どうか高額の買い物をするときはよく検討する時間をもってほしいと思います。
安く契約をして、進むにつれて追加や別途金額などといって結局最後はすごい金額を払ってしまったなどどいう話をききます。
そんなお宅に呼ばれていろいろな悩み事をききながらぐるっと見渡す私としてはかける言葉をいつも捜します。
残念だなーとため息をつく機会が早く減ってほしいと思いながら仕事をしていますがいまだに減らないのが現実です。
今だけをみないで10年後、20年後の家族の有様を考えてリフォームすることが第一です。
営業マンはいろいろと素人ではわからないことなどいってきますが、決して急がずに勉強しながら検討を重ねて、自分が住む家を手に入れてほしいと思います。
簡単なことですが、人間がなにか目的をもって動く動線というものを考えてもいまはくるっと振り返ることが出来る体が、10年後にはその倍の空間がないと後ろを向けないようになるということを考えてプランニングしてあるかということをしっかりと心に留めておいてください。
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